太地町は400年以上にわたって、クジラと深く関わってきた「くじらの町」として知られています。町内に位置する太地町立くじらの博物館は、鯨類に特化した全国でも数少ない施設です。捕鯨の歴史や文化、そして鯨類の生態に関する資料を展示するほか、鯨類を中心とした熊野灘に生息する様々な生き物を展示するなど、博物館と水族館の要素を併せ持った展示を特徴としています。
ショーやふれあいイベントも充実しており、五感で体験し、楽しみながらクジラについて学ぶことができる施設となっています。
■ロゴマーク
「太地町とくじら」
海の近くにある、くじらの博物館。
雄大な海とそこから昇る朝日を背景に、悠々と泳ぐクジラをイメージしています。
■キャッチコピー
くじらの博物館は展示やふれあい体験、ショーなどを通して、五感で体験し、楽しみながらクジラについて学ぶことができる施設を目指します。
捕鯨の歴史や文化、そして鯨類の生態に関する資料の収集・保存、調査研究、展示、教育普及活動を行っています。また、様々なテーマに沿って鯨類の魅力を伝える特別展・企画展も定期的に実施しています。
鯨類を中心とした熊野灘に生息する様々な生き物の採集、飼育、展示、教育普及活動を行っています。また、熊野灘の海の生き物の魅力を伝える特別展・企画展も定期的に実施しています。
博物館を地域に開く取り組みとして、様々な地域連携活動を行っています。
●地域の学校との連携活動・・・くじら学習、海洋教育 ●太地町との連携活動・・・公民館生涯学習講座
博物館や町内森浦湾のフィールドを活用し、「くじらの学術都市太地町」を実現すべく、様々な人々と共同研究や研究協力を行っています。
鯨類の生態を解明するために必要となる貴重な情報を収集するために、漂着個体の調査を行っています。
磯の生き物の観察と採集を通して、種類や生態、海を利用するときの危険や注意について普及啓発を行う目的で、毎年1回磯の生き物観察会を開催しています。
アーティストとの交流や作品を通じて鯨類の魅力を再発見してもらうことを目的に、イルカやクジラを題材にした作品を手掛けるアーティストを全国から招き、作品の展示・販売を行うイベントを行っています。
太地町がくじら浜海水浴場において夏季限定で開催するイベントに、鯨類の貸出しと展示協力をしています。
●寄贈資料の受け入れ
●他博物館等との連携活動(資料の貸出し)
●スタッフの講師派遣
●学芸員実習、飼育実習、インターンシップの受け入れ など